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ja:records:fw200c3:original_06

Fw200C-3 制作記録 — 原記録 06

塗装とマーキング

注記

このページは、福田和氏による元の掲示板投稿を、できるだけ元の投稿構造に近い形で保存するためのものです。

このページでは、4か月ぶりに再開された塗装工程、国籍標識、部隊コード、下面色 RLM 65、上面色 RLM 72/73 の塗装記録を収録しています。

各投稿の本文は、福田氏による元投稿本文であることを明確にするため、背景色付きの枠内に示しています。

時系列に沿って再構成した整理については、次を参照してください。

出典情報

  • 元の形式: 掲示板投稿アーカイブ
  • このページに含まれる記録の期間: 日付未詳、4か月後の再開以降
  • 主な内容: サーフェーサー、国籍標識、部隊コード、下面色 RLM 65、上面色 RLM 72/73
  • 本文: 福田和氏による元投稿
  • 整理・構成: Japanese Solid Model Archive

原記録ナビゲーション

このページの位置づけ

このページでは、付属品制作と乾燥期間を経た後、Fw200C-3 の塗装とマーキングが進められていく過程を扱います。

7月22日の記録では、福田氏はパテ成形部のヒケやワレを避けるため、すぐには塗装に入らず、しばらく乾燥期間を置くと記していました。

このページは、その待機期間の後に制作が再開され、サーフェーサー、国籍標識、部隊コード、下面色、上面色へと進んでいく段階にあたります。

ここで重要なのは、塗装が単に色を付ける作業ではないということです。

福田氏は、国籍標識や部隊コードを先に作り、セロテープでマスキングし、塗装後にそれを剥がすことで、マーキングを塗装面の中に組み込んでいます。

また、セロテープの粘着力を落としてから使用すること、切り抜きの精度、黄色の縁取り、マスキングを剥がす際の塗膜剥離への配慮など、仕上がりを左右する細かな判断が記録されています。


[日付未詳・4か月後]

塗装作業の再開

塗装作業の再開

福田和氏による元投稿本文

4ヶ月ぶりにコンドルに取り掛かりました。

今回はMr.サーフェイサーのグレータイプを使ってみましたが、ホワイトタイプに比べて乾燥が少し速い感じがします。

編集注

この項目は、7月22日の「乾燥を待つ」という判断の後に続く、制作再開の記録として重要です。

ここでの4か月の空白は、単なる中断ではなく、パテ成形部の安定を待つための期間と考えることができます。

サーフェーサーの種類についても、ホワイトタイプとグレータイプの乾燥感の違いが記されており、塗装工程における素材感覚が読み取れます。


[日付未詳]

KG 40 所属機としてのマーキング準備

KG 40 所属機としてのマーキング準備

福田和氏による元投稿本文

大西洋の疫病神と恐れられた第40爆撃航空団(KG40)所属機に仕上げます。

部隊コードはF8+ALで、Aは中隊カラーの黄色の縁取りがあります。キャビン両側面には土星のようなリングを付けた地球の部隊マークを画きます。

サフェーサー研磨後に国籍マークと部隊コードを記入してセロテープの粘着力を落としたものでマスキングしておきます。

編集注

この項目では、機体を KG 40 所属機として仕上げる方針が示されています。

部隊コード、黄色の縁取り、部隊マークなどは、完成後の機体の印象を大きく左右します。 福田氏はこれらをデカールではなく、塗装とマスキングによって表現しようとしています。

ここから、塗装工程が単なる色塗りではなく、機体の所属や個体性を形づくる工程であることが分かります。


[日付未詳]

国籍標識と部隊コードの作成

国籍標識と部隊コードの作成

福田和氏による元投稿本文

大西洋の疫病神と恐れられた第40爆撃航空団(KG40)所属機に仕上げます。部隊コードはF8+ALでAは中隊カラーの黄色の縁取りがあり、土星のようなリングが付いた地球の部隊マークが画かれています。

先ず国籍マーク及び部隊コードの位置に黒色を吹きつけます。次にプラ板にセロテープを貼り付けF、8、A、Lの文字をデザインナイフで正確に切り抜き、それを主翼下面の所定位置に貼り付けます。

国籍マーク(バルカンクロイツ)の位置にセロテープを貼り付け白ふち部分を切り抜きます。

編集注

ここでは、国籍標識と部隊コードの作成手順が具体的に記録されています。

黒を先に吹き付け、文字を切り抜いたセロテープを貼り、その後の塗装によって文字や標識を残す方法がとられています。

この方法では、文字や標識の形を正確に切り抜く技術だけでなく、どの色を先に塗り、どこを残し、どこを隠すかという工程設計が重要になります。


[日付未詳]

バルカンクロイツの白縁塗装

バルカンクロイツの白縁塗装

福田和氏による元投稿本文

次に、バルカンクロイツの切り抜いた部分に白色を吹きつけます。そしてテープを剥がせばバルカンクロイツが出来上がりです。

編集注

この項目では、バルカンクロイツの白縁を塗装によって作る工程が示されています。

このような塗装表現では、マスキングの切り抜き精度がそのまま仕上がりに表れます。 塗装後にテープを剥がしたときに標識が現れるため、作業中には最終形を逆算しながら進める必要があります。


[日付未詳]

マスキングの仕上げ

マスキングの仕上げ

福田和氏による元投稿本文

最後にバルカンクロイツ部にセロテープを貼りデザインナイフで正確に外縁を含めて切り抜きマスキングします。

なお、ここで注意すべき点は部隊コード、国籍マークともにセロテープは先ず手の甲に一旦貼り付けて粘着力を弱めてから使用するということです。

これで、下面色RLM65を塗装する前の準備が完了しました。

編集注

この項目は、塗装工程の中でも非常に重要です。

福田氏は、セロテープをそのまま使うのではなく、手の甲に一度貼って粘着力を落としてから使用すると記しています。

これは、マスキングを剥がす際に、下の塗装やマーキングを一緒に剥がしてしまう危険を避けるためです。 つまり、ここでの工夫は、仕上げの美しさだけでなく、すでに行った作業を守るための判断でもあります。


[日付未詳]

主翼上面の国籍標識

主翼上面の国籍標識

福田和氏による元投稿本文

主翼上面のバルカンクロイツも同じやり方で作成してマスキングしておきます。

編集注

主翼下面で行った方法が、主翼上面にも応用されています。

同じ方法を繰り返す場合でも、上下面で位置や見え方が異なるため、マーキングの配置には注意が必要です。

この項目は短い記録ですが、機体全体のマーキングを統一した方法で仕上げようとしていることが分かります。


[日付未詳]

胴体・垂直尾翼のマーキング

胴体・垂直尾翼のマーキング

福田和氏による元投稿本文

前後しましたが使用するセロテープは先ず手の甲などに貼り付けて粘着力を落としてからマスキングに使用します。粘着力を落としておかないと最後にマスキングを外す時に塗装した部分がペロッと剥がれる危険があるからです。

胴体及び垂直尾翼も主翼と同じやり方で国籍マークと部隊コードをマスキングします。

部隊コードAは中隊色の黄色で縁取りされていますので、マスキングしたAの周囲に黄色を吹きつけて乾燥後マスキングを外すと黒色のAが現れてきます。そして再度粘着力を落としたセロテープを貼り付けデザインナイフで慎重にAの周囲を0.8mm巾に残して切り取ります。

編集注

この項目では、胴体と垂直尾翼のマーキングに加え、部隊コード A の黄色い縁取りが説明されています。

特に、黄色を吹き付けた後、再度マスキングして A の周囲を0.8mm幅に残すという工程は、非常に細かな作業です。

ここには、文字の形だけでなく、縁取りの幅、塗装の順序、マスキングの再設定という複数の判断が含まれています。


[日付未詳]

下面色 RLM 65 の塗装

下面色 RLM 65 の塗装

福田和氏による元投稿本文

下面色のRLM65を塗装しました。

編集注

ここで、下面色 RLM 65 が塗装されます。

この前段階で、国籍標識や部隊コードはすでにマスキングされています。 そのため、この塗装は単に下面色を吹く作業ではなく、下に仕込まれたマーキングを最終的に浮かび上がらせるための工程でもあります。


[日付未詳]

下面マーキングの出現

下面マーキングの出現

福田和氏による元投稿本文

下面塗装したRLM65が乾燥したのでマスキングテープを剥がしました。

バルカンクロイツとF8+ALが顔を出しました。

コードAの横にある丸穴は着陸灯を取り付けるためのものです。

編集注

この項目では、マスキングを剥がすことで、下面のバルカンクロイツと F8+AL が現れています。

ここは、塗装工程の成果が最初にはっきり見える場面です。 それまでの切り抜き、マスキング、塗装順序、粘着力調整が、実際の仕上がりとして確認されます。

また、コード A の横にある丸穴が着陸灯用であることも説明されており、マーキングと機体細部の位置関係が読み取れます。


[日付未詳]

爆弾架・着陸灯・ピトー管差込部

爆弾架・着陸灯・ピトー管差込部

福田和氏による元投稿本文

主翼下面に爆弾架を2個取付けました。左翼下面コード記号Aの横にある丸いものは着陸灯です。

バルカンクロイツ近くにある小さい突起はピトー管差込部で、ピトー管は取外し出来るようにしてあります。

編集注

下面塗装とマーキングの後、爆弾架、着陸灯、ピトー管差込部が取り付けられています。

ここで重要なのは、ピトー管を取り外し式にしている点です。 細く破損しやすい部品を、完成までの作業や保管に耐えられるように扱うための判断と読むことができます。

この段階で、主翼下面は単なる塗装面から、爆装や小部品を持つ実機らしい面へ変わっていきます。


[日付未詳]

上面色 RLM 72/73 の塗装後

上面色 RLM 72/73 の塗装後

福田和氏による元投稿本文

上面色RLM72/73の塗装面が乾燥したので国籍マーク、部隊コード、部隊マーク、窓ガラスなどのマスキングを剥がしました。

RLM72/73は海上作戦機用の迷彩色で陸上作戦機より少し緑がかっています。

編集注

この項目では、上面色 RLM 72/73 の塗装後、マスキングを剥がした状態が示されています。

国籍標識、部隊コード、部隊マーク、窓ガラスが同時に現れるため、この段階で機体の外観は大きく完成に近づきます。

RLM 72/73 が海上作戦機用の迷彩色であり、陸上作戦機より緑がかっているという説明も重要です。 ここでは、色の選択が単なる見た目ではなく、機体の運用環境と結びついています。


このページのまとめ

このページでは、Fw200C-3 の塗装とマーキングの工程を扱いました。

この段階の中心

  • 4か月ぶりに制作を再開する
  • Mr.サーフェイサーのグレータイプを使用する
  • KG 40 所属機としての部隊コードと部隊マークを準備する
  • 国籍標識と部隊コードを塗装とマスキングで作る
  • セロテープの粘着力を落として、塗膜剥離を防ぐ
  • 下面色 RLM 65 を塗装する
  • マスキングを剥がして、下面のバルカンクロイツと F8+AL を出す
  • 爆弾架、着陸灯、ピトー管差込部を取り付ける
  • 上面色 RLM 72/73 を塗装し、上面のマーキングと窓を出す

このページで特に重要なのは、塗装が「最後に色を付ける作業」ではなく、事前の準備と順序設計によって成立していることです。

国籍標識、部隊コード、黄色い縁取り、部隊マーク、窓ガラスは、すべてマスキングと塗装順序の中で現れてきます。

また、セロテープの粘着力を弱めるという小さな工夫は、塗膜を守るための重要な判断です。

福田氏の記録は、完成した外観だけでなく、その外観がどのような手順と注意によって得られたのかを具体的に残しています。


次の段階へ

次の記録では、カウリング、オイルクーラー、エンジン、機銃、アンテナ、換気口、後部旋回機銃、スライド風防、プロペラなどを取り付け、完成へ向かいます。

保存上の注記

このページでは、塗装とマーキングの工程を保存しています。

福田氏の記録では、塗る順序だけでなく、セロテープの粘着力を落とすこと、切り抜きの精度、黄色の縁取り、後で剥がす危険への配慮など、仕上がりを左右する判断が具体的に記録されています。

分析的な整理については、次を参照してください。

ナビゲーション

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