このページは、福田和氏による Fw200C-3 制作記録を、可能な限り時系列に沿って再構成した原記録ページである。
既存サイトでは、これらの記録は「モックアップ」および「機銃&内部擬装」などの項目に分かれて保存されていた。 本アーカイブでは、制作過程を読みやすくするため、確認できる日付にもとづき、胴体内部、操縦席、風防、機銃、内部装備、ゴンドラの工作を時系列に沿って配置している。
各項目の本文は、福田氏による元記事本文であることを明確にするため、背景色付きの枠内に示している。
このページでは、主要ブロックの仮組み後に始まる、胴体内部と機首周辺の工作を扱う。
Fw200C-3 は大型機であり、胴体内部、操縦席、風防、機銃、ゴンドラなど、多くの要素が外形の説得力を支えている。 この段階では、まだ完成機の姿には至っていないが、内部と開口部、透明部品、武装、下面ゴンドラが加わることで、単なる外形ブロックから、具体的な機体としての性格が立ち上がり始める。
編集注
この項目では、外形の成形から、胴体内部の工作へ作業が移っている。
完成後には見えにくくなる内部にも、燃料タンクやオイルタンクに相当する部品が入れられている。 このことは、福田氏が完成後の外観だけでなく、機体内部の構造感も重視していたことを示している。
編集注
ここでは、機首部と操縦席まわりが、未接着の状態で確認されている。
この段階で重要なのは、風防そのものだけではなく、風防の内側に見える座席、計器盤、操縦桿、コンソール類が同時に準備されていることである。 透明部品は内部を見せるため、内部工作の密度がそのまま完成時の印象に関わる。
編集注
この項目は、既存サイト上では「機銃&内部擬装」に含まれていたが、日付上は4月8日の機首・操縦席工作の後に位置する。
ここで作られている機銃類は、後に機首上部、胴体後部、下面ゴンドラへ組み込まれる。 したがって、この作業は単独の小物工作ではなく、後の内部装備と外部形状を支える準備である。
編集注
4月15日に制作された機銃類と、操縦席まわりの部品が、この段階で一つの内部装備群としてまとまっている。
LOTFE 7D 爆撃照準器、計器盤、コンソール、操縦桿、フットバー、機銃、座席、動力砲塔が並ぶことで、後に胴体へ組み込まれる内部の密度が見えてくる。
編集注
ここで、4月に作られていた操縦席まわりの部品と、胴体内部の部品が実際に機体側へ取り付けられている。
福田氏は、天井部材を取り付けると内部が暗くなり、内装品が見えにくくなることを意識している。 それでも内部を作る点に、この記録の重要性がある。
完成後の見え方だけではなく、作る過程そのものにおいて、内部が機体の実在感を支えている。
編集注
この項目では、胴体内部が閉じられ、側面窓と操縦席風防が取り付けられている。
内部工作は、この段階で外形の中へ収められる。 また、隙間をポリパテで修正している点から、透明部品と木部外形の合わせが、単なる取り付けではなく、外形調整を伴う作業であったことが分かる。
この後の工程は、下面ゴンドラへ移る。
編集注
この項目で、4月15日・4月24日に準備されていた機銃や照準器が、下面ゴンドラの内部へ組み込まれている。
また、MGFF用のダブルガンサイトをまだ取り付けない判断も重要である。 これは、完成状態を急ぐのではなく、以後の作業の妨げにならないように、取り付け順を調整していることを示している。
この時点で、胴体まわりの難しい工作はほぼ終わり、次の工程はエンジンカウリングまわりと主翼への取り付けへ進む。
このページでは、Fw200C-3 の制作が、外形ブロックの仮組みから、内部と透明部品を含む機体らしい構成へ移っていく過程を示した。
特に重要なのは、次の点である。
この段階の中心
この段階で見えてくるのは、福田氏の制作が外形だけで進んでいるのではないということである。
胴体内部、見えにくいタンク類、操縦席、機銃、照準器、窓、風防、ゴンドラが順に作られ、やがて胴体の中へ収められていく。
完成後には見えにくくなる部分もある。 しかし、制作記録にはそれらが残されている。
そのため、このページは、完成品写真だけでは分からない Fw200C-3 の内部的な成立過程を読むための重要な記録である。
次の記録では、エンジンカウリング、ナセルまわりの部品、主翼へのナセル取り付け、尾部と尾翼の取り付けへ進む。