このページは、福田和氏による元の掲示板投稿を、できるだけ元の投稿構造に近い形で保存するためのものです。
このページでは、エンジンナセル、カウリング、主翼への取付、尾部・尾翼の取付、そしてモックアップ完了までの記録を収録しています。
各投稿の本文は、福田氏による元投稿本文であることを明確にするため、背景色付きの枠内に示しています。
時系列に沿って再構成した整理については、次を参照してください。
このページでは、胴体内部とゴンドラ工作の後、機体外形を大きく決定するナセルまわりの工程を扱います。
カウリング、オイルクーラー、排気管、脚カバーなどの部品を確認したうえで、エンジンナセルを主翼へ取り付け、さらに胴体尾部、尾翼、垂直尾翼を固定していきます。
ここで重要なのは、各部品の工作が、単独の部品制作にとどまらず、Fw200C-3 全体の姿を成立させる段階へ進んでいることです。
6月21日のモックアップ完了によって、材料とブロックの集合は、ひとまず一つの航空機の姿として確認できる状態になります。
編集注
カウリングは、エンジンまわりの印象を決める重要な部品です。
ここでは、一体で成形するのではなく、実機のインテークダクトカバーのふくらみを考慮して、二分割でヒートプレスしています。 単に形を作るだけでなく、成形方法そのものを実機形状に合わせて調整している点が重要です。
編集注
この段階では、ナセル本体だけでなく、カウリング、カウルフラップ、排気管、オイルクーラー、主脚収納庫カバーなどがそろえられています。
特に重要なのは、排気管取付孔を、主翼へ取り付ける前に加工しておく必要があるという指摘です。 これは、部品をどの順序で作るかだけでなく、後の作業で手が入るかどうかを見越した判断です。
編集注
ここでは、ナセルを主翼へ接着する前に、周辺部品の取付状態を確認しています。
仮組立は、完成状態を早く見るためではなく、接着後に修正しにくくなる部分を事前に確認するための工程です。 この確認を経て、次の段階でナセルが主翼に固定されます。
編集注
この項目で、エンジンナセルが主翼に固定されます。
第1・第4エンジンナセル下面に爆弾を半埋め込み式に取り付けるため、ナセル下面がえぐられている点は、Fw200C-3 の機体としての特徴に関わる重要な部分です。
ナセルの取り付けは、主翼を単なる翼ではなく、エンジン、脚まわり、爆装を含む構造として成立させる工程です。
編集注
ここで、胴体後部、尾翼、垂直尾翼が取り付けられ、機体後半の形が成立します。
隙間をポリパテで修正していることから、取り付けは単なる接合ではなく、外形の連続性を整える作業でもあったことが分かります。
この段階で、機体全体の主要な外形はほぼ確認できる状態になります。
編集注
この記録は、Fw200C-3 制作記録の中でも重要な区切りです。
ここで完成しているのは、最終完成品ではありません。 しかし、主要外形がそろい、外翼とカウリングを仮組みすることで、機体全体の量感が確認されています。
福田氏が記した「やさしいフォルム」という表現は、単なる形状説明ではなく、旅客機を基礎に持つ哨戒爆撃機としての Fw200C-3 の性格を読み取った言葉として重要です。
このページでは、Fw200C-3 の外形を大きく決定する工程を扱いました。
この段階の中心
この段階で、Fw200C-3 は、材料やブロックの集合から、一つの大型機としての姿へ大きく近づきます。
とくに、ナセルを主翼へ取り付ける工程と、尾部・尾翼を固定する工程によって、機体の基本的な外形は確定していきます。
また、モックアップ完了時に福田氏が「やさしいフォルム」と記している点は、この制作記録を読むうえで重要です。
福田氏は、単に図面通りに形を作っているのではなく、その機体が持つ性格を、形として読み取っています。
次の記録では、スピンナーとプロペラの制作に進みます。
スピンナーの軸孔加工、プロペラブレードのピッチ成形、仮組み、塗装と組み立てを通して、エンジンまわりの完成像を支える回転部品が作られていきます。
このページは、エンジンナセルからモックアップ完了までの工程を保存資料として示したものです。
ナセル、カウリング、尾部、尾翼の取付は、機体全体の形を確定していく段階にあたります。
分析的な整理については、次を参照してください。