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ja:authors:yasuichi-takami:f-4b:1965-06

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ja:authors:yasuichi-takami:f-4b:1965-06 [2025/11/17 08:46] – [主翼の工作(つづき)] adminja:authors:yasuichi-takami:f-4b:1965-06 [2025/11/17 09:20] (現在) admin
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 ~~NOTOC~~ ~~NOTOC~~
 ====== 1965年6月号 ====== ====== 1965年6月号 ======
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 ===== 尾翼の工作 ===== ===== 尾翼の工作 =====
-垂直尾翼主翼と同様の手順で削り出し、角度に気を付けて取り付けます。\\ + 垂直尾翼主翼と同じ要領で削ってから取付けます。くれぐれも角度に気を付けて下さい。\\ 
-水平尾翼は左右を一体のまま削って翼型を整形、その後に左右へ切り分け体に取付けます。\\ + 水平尾翼は左右を一緒に削って完成てから切り離しそして機体に取付けます。\\ 
- + モックアップができたら、車輪の入る穴ります。機首レドーム下面のコブ側面の小さな空気口などは後で取付けます。\\
-モックアップがひととおり整ったら、脚庫抜きます。赤外線誘導装置のバルジ(レドーム下部)、機首側面の小気口は後で取付けます。\\+
  
 {{:en:authors:yasuichi-takami:f-4b:Takami-Phantom-06.jpg}} {{:en:authors:yasuichi-takami:f-4b:Takami-Phantom-06.jpg}}
  
 ===== 下塗り ===== ===== 下塗り =====
-下塗りは単調な作業です、省略はきませんテレビを見たり音楽をいたりしながらでもよいので根気よく進めください。\\ + 下塗りは一番単調な作業です。しかし、省略するわけにきませんので、テレビを見たり音楽をいたりしながら、適当にやっさい。\\ 
-いわば「塗っては削り、塗っては削る」の繰り返しで、肌のお手入れにも似てす。\\ + 要するに女性の美顔術などと同じで、塗っては落し、塗っては落すとう作業です。 
- + まず、キリを座席の穴など、つまり邪魔にならない所に突きさしてから、薄めたクリヤーラッカー34回塗ります。クリヤーラッカーを塗っておくと、木目止めだけでなく、ジェット機など翼端縁をできるだけ薄くするため、水ペーパー磨いて仕上げ塗り入るときに、木目の現れる程度めても、まだクリヤーで保護されているので、そのまま上塗りできるので有利です。する、少し表面がザラザラしたF4Bとなります。\\ 
-まず、座席取付孔など目立たない所にキリを刺して“持ち手”とし、薄めたクリヤーラッカー34回塗ります。クリヤーラッカー木目止めの効果だけでなく、極薄に仕上げたジェットのなど保護する役割もあり後の研ぎ木地がわずか透けた段階作業を止めても問題なく色塗りできす。1ほどと表面がややザラつきます。\\ + の上にサフェサーを適当に薄めて56回塗ります。なお、サフェーサーを塗るまえに、の細かいペーパーで軽くザラザラをと良いでしょう。\\ 
- + サフェーサーを塗る回数は人によって色々ですが、初心者の方なるベくって、水ペーバく-磨き落した方が無難しよう。 
-の上から、好み薄めたラッカーフェサーを56回塗ります。初回のサフの前に、表面ザラつきを細かい紙やすりで軽く落としておくと良いでしょう。\\ + ラッカーサフェーサーには普通灰色のものが多いようですが、筆者は模型店で白色のサフェサーの小さな缶買ってきて使用しています。これだと、海軍機の場合は下面が白から、いへん都合がよいのです。\\ 
-サフ回数は人によりますが、初心者はややめに後から研ぎ仕上げる方法の方が安全\\ + 同様にパテ茶色のものが多いのですが、白色のパテを使うようにしています。これらは少しきな塗料店にあります。\\ 
- + サフェーサーが乾いたら、水ペーパーのし日の荒い240番位のもの、石鹸をつけて磨きます。光かしてみて凹凸がないように注意して磨いて下さい。\\ 
-一般的にはグレサフが多いですが、は模型店で売られている**白サフェサー**を使います。海軍機の下面色に重宝です。\\ + などは木見える程度暦きます。\\ 
-また、通常のパテ茶色ですが、私は**パテ**を使しています型の塗料店で入手可能)。\\ + 磨きあったら、主と胴体、垂直尾翼と胴体の間サフェーサーがたまってはずすから、ナイフできれいに削りとります。,そして水ペーパーのでその部分を軽く磨いておきます。\\ 
- + 最近のジェット機でフィレットなどはほとんどありませんので、こういうところも注意しさい。 
-乾いたら、石けん量つけて240番程度水研ぎします。光にかし、波打ち完全にくなるまで整えます。\\ + 磨きあがったところで木片で機首レドーム下の赤外線探知用のコブ作って接着します。少しぐらいのスキ間は、サフェーサーが埋めてくれます。\\ 
-などは木わずかに出たところ研ぎを止めてください。\\ + 次に機首側面の小さな空取入口を作ります。図面では少し大きすぎので、写真をよく見て修正してさい。ブリキは厚すぎるので、缶入ピースの薄板を利用しました。位置をよくきめて、強力な接着剤で貼付けます。\\ 
- + こだいぶ機首の感じてきましたもう一度図面と合わせたうえ写真と見較べて下さい。よかったら、取入口をパテで整形して下さい。\\
-後、サフが翼付け根や垂直尾翼付け根などまって“段”になで、ナイフで丁寧に削り、角を丸めないよう注意しながら軽く水研ぎします。\\ +
-現代ジェットはフィレット(補助曲面)がほとんどないので、接合部はシャープに保っください。\\ +
- +
-次に、レドーム下の赤外線センサー・バルジ小片から削り出て貼り付けます。サフの重ね塗りで細部は自然に馴染みます。\\ +
- +
-続いて、機首側面の小気口を作ります。図面では少し大きめに描かれていため、写真で必ず形状と大きさ確認して修正してください。ブリキは厚すぎるので、私はタバコ缶の内張りの薄板を使いました。強力な接着剤で所定の位置に正確に固定します。\\ +
- +
-こま作業を進めると、ファントムの機首らしい表情見えてきま。図面と写真を突き合わせ、問題がなければパテで周囲を整形しましょう。\\+
  
 ===== キャノピーと座席の製作 ===== ===== キャノピーと座席の製作 =====
-まずキャノピー用の木型(プラグ)をに削出します。\\ + 風防の木型は、この場合の木で作ります。\\ 
- + F4B風防附近を良さい。風防の枠の側の部分は胴体の曲面の一部っています。つまり、下側の枠のない風防が胴体に乗っていると考えて下さい。\\ 
-F-4Bキャノピー周りは特に注意深観察しください。キャノピーは胴体外板カーブ沿ってり、風防もほとんど下枠がありません。こうした“難しい形状”キャノピーは、現代ジェット多く、モデラー泣かのポイントです。\\ + 風防のまえの部分、下側の枠はほとんどありません。最近のジェット機では、こういうイヤな感じの風防が多くわれわれを悩まてくれます。\\ 
- + 木型は下塗りをせにそのままプレスできが、サフェーサーだけでも塗って磨いてからブレスする透明度の良い風防できます。\\ 
-木型はずしも仕上げる必要はありせんが、サフ塗って磨いておく成形後の透明度が上がります。\\ + ビニール板はあまり小さく切りすぎダメで、気を大きくし充分大きめに切って、一気にプレスします。ビニール板は伸びるほど透明度が悪くなることをお忘れなく。\\ 
- + プレスできたら木型に大体の線を入れてそれに合わせて不用の部分を切り取り、胴体の曲面に合わせていきます。水ペーパーを丸く折り曲げて、胴体とうまく合うようにしま す。く合ったら、もう一度木型にかぶて線を書きそれ合わせて風防の枠きます。 
-ビニール板は小さく切りすぎないこ。思い切って大きめに切、一気にプレスします。伸びすぎ透明度が落ちることを覚えていてださい。\\ + こうしないと、図面通りに枠を先にナイフでスジを入れてしまってから胴体に合わせると、風防枠の角度がたり下側枠の幅がまくなったします。もっとも名人いわれるような人にはこの必要はないかもしれません。\\ 
- + ナイフでスジを入れたら、そのうえへ透明のセロテープを2重貼り、下に見えるスジの上をナイフでもう一度切り込み、ピンセットどで枠の部分のセロテープを取り除きます。そて、その上へビニール用の接着剤を軽く塗ります。\\ 
-成形後、木型に当てた状態でおおよそ切り取り線を鉛筆で描き少しずつ余分を切り取り、胴体のカーブに合わせて調整します。水ペーパーを曲げて“当たり”を作り接着面を整えます。フィットが決まったら、度木型にせ、外側フレームライン込みます。\\ + ビニール用接着剤を塗っておくと、完成色がバ、ゲ落ちるおそれがありせん。\\ 
- + いい忘れました、風防の下側枠の胴体と一体にる部分は、合わせるときにペンチなど角をつけて折り曲げ、胴体の方にはビニール板のさだけ切込つけて、段ないようにします。\\ 
-最初に図面通りに筋彫りしてしまと、フィット調整段階で角度や幅てしまうで、**合わら筋彫** が原則です。熟練者は別ですがんどの方にはこの順番が安全です。\\ + 風防前面のは枠がないわけですが、接着剤をつけなければならないので、なるべくくスジつけおい下さい。\\ 
- + 大体でき上ったら、テープで止めして、もう一度図面写真とを見較べておいて下さい。\\ 
-ナイフで軽く筋彫りしたら、透明テープを2ねて貼り、筋彫りが透けて見える部分に沿って再度ナイフで切り込みを入れフレームに部分だけテープをします。\\ + 次に風防に合わせて、以前に小さく掘っておいた座席の穴の張工事を行ないます。\\ 
-その後、ビニール用接着剤を薄くと、後の塗装ハガレを防げ。\\ + 次に、図のようなインチキの座席を作ります。座席の形は写真などで見当つけざるを得ないわけですが最近のジェットの座席は大体み同じような形をしておりますから、あまり気にしないで、いかにも射出座席らしいもを作って下。\\ 
- + 筆者の場合、ピースの空の内蓋の薄板を、強力な接着剤で接着して作り、非常の場合にっ張る丸い輪は細い針金で作りました。\\ 
-キャノピー下部が胴体と一体に見える部分は、ペンチで軽く折り曲げ、胴体側に接着できるようにします。胴体側にはビニール厚み分の浅い溝作り、段差が出ないようにします。\\ + 頭当て消ゴムを黒く塗って作ります。座席の取付後も良く見えるので、写真を良く見て、できるだけそれらしくデッチあげて下さい。\\ 
- + プラモデルを作って人はキットの中の150148の人形をパイロットとして乗せても、適当にごまかせて面白いでしょう。 
-風防下端に実機のような枠がありませんが、接着には必要ですので、細い筋彫り“接着帯”とし残しおきます。\\ + 計器板はケント紙を灰色に塗っ切り、黒色の点を計器がありに付けるだけで、少し離れるとそれらしく見えます。では不充分と思われる方は、航空ファン64年1月号計器板が出ていますから、参考にしてデッチ上げて下さい。\\ 
- + 150では資料があっても、座席内部まで完全きるわけがありません。すから座席や計器板はいかにも庫席らしい感じ出せたら充分だと思います。\\ 
-キャノピーがおおよそ形になったら、仮貼りして図面写真と照合します。\\ + 次に、床板に座席を接着します。写真を見て、座席の位置と風防枠の間隙良く調べておきます。座席穴が深すぎたら厚を入れて調します。位置が決ったら、最終的に接着剤で取付け良く乾いてから風防前面の内ツヤ消しの塗り、計器板を貼り、操縦を取付けてから風防取付けます。\\ 
-内部の開口部もキャノピーに合わせて拡ます。\\ + この場合、あまり接着剤をつけすぎると、サフェーサーが溶けなかなかきまんから注意してさい。そして、一日放置していたら、パテで隙間を修正ておきしょう。\\
- +
-座席は写真から“雰囲気”掴んで作れば十分です。現代ジェットの射出座席は大共通性がありますで、形状特徴だけ押えます。\\ +
-私はタバコ缶の薄板を何枚か貼り合わせて作り、非常き手は細い針金で作りました。ヘッドレストは黒く塗った消しゴムです。上部はキャノピー越しに見えるので、特に丁寧に作ります。\\ +
- +
-プラモデルを作る方なら、1/501/48のパイロットフィギュアを流用する方法もありま\\ +
- +
-計器板は灰色に塗ったボール紙を切り抜き、黒点を打つだけでも遠目にはよく見えます。物足りなけ航空ファン』1964年1月号計器板写真を参考にしてください。\\ +
- +
-1/50では内部完全再現は不可能すので、**“それらしく見える”こと最重要** です。\\ +
- +
-座席を接着し写真位置とキャノピーとクリアランス確認します。開口部が深すぎる場合はカード調します。接着風防の内を黒塗り、計器板操縦を取付け、キャノピー装着します。接着剤の付けすぎ、サフを侵して乾燥を遅らる原因となるので注意してください。完全燥後隙間をパテで整形しま。\\+
  
 {{:en:authors:yasuichi-takami:f-4b:Takami-Phantom-07.jpg}} {{:en:authors:yasuichi-takami:f-4b:Takami-Phantom-07.jpg}}
  
 ===== 翼端の整形 ===== ===== 翼端の整形 =====
-キャノピーったら、翼端の整形に移ります。F-4Bの主翼端および垂直尾翼端は、わずかに“ふくらみ”が付いてます。\\+ 風防でき上ったら、翼端の整形を行ないます。\\ 
 + F4Bを良くみると、主翼垂直尾翼の翼端まで少しふくらんでおります。\\ 
 + 翼端を切ってから、後縁近くへ丸棒の爪楊枝を強力な接着剤で接着します。乾いてから正確な形に削ります。水平尾翼薄すぎるのでパテを盛り乾いてらフクラミを削りました。主翼端もパテを盛って良いでしょう。\\ 
 + 垂直尾翼の付根ある燃料排出パイプらしきものも、糸ノコで細切り離してか、釘の頭をつぶしてヤスリで整形し、差し込ます。 
 + 着艦フックの先端も適当な厚さの板を切って、曲げて差し込み、その上へパテを盛って仕上げます。 
 + スパローミサイルの取用のミゾも、筆者はこのときに彫刻刀で掘りました。\\ 
 + これでもう4~5回サフェーサーを塗り、乾たらまた水ペーパーに石鹸をつけ磨きます。下塗りはこれで終りですから、最後には少し目の細かい水ペーパーできれいに磨いて下さい。そして、胴体付根に貯った塗料を削り取っておいて下さい。\\
  
-まず余分な翼端を切り落とします。後縁近くには楊枝を芯として強力接着で埋め込み、乾燥後に正確な形に削ります。\\ 
-水平尾翼は非常に薄いため、パテで盛ってから乾燥後にふくらみを削り出します。主翼も同様に、必要に応じてパテで盛ると良いでしょう。\\ 
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-垂直尾翼付け根には燃料排出口らしき突起があります。細い鋸で切り離し、釘の頭をつぶして整形したものを差し込んで再現します。\\ 
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-アレスティングフック先端は薄板から幅を合わせて切り出し、曲げて差し込んだ後、パテで整形して仕上げます。\\ 
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-スパローの発射レール用の切り欠きは、この段階でノミで彫っておきます。\\ 
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-最後にサフを4〜5回塗り重ね、乾燥後に再度石けん水で水研ぎします。これで下塗り工程が完了しますので、細かい紙やすりで整え、翼付け根などの境界に溜まった塗膜の“段”をきれいに取り除いて仕上げます。\\ 
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-''— 次号へつづく —'' 
  
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