ソリッドモデル
出典: Fine-Scale Model Wiki
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[編集] 概要
ソリッドモデルは主に航空機を木材などの素材を用いて再現する模型である。航空機模型は、グライダーやライトプレーンが先に作られたので、飾ることを目的とした「飛ばない」飛行機の模型を「固まり」=ソリッド(solid)+模型(model)と読んだ。スケールモデルとして、プラモデルが一般化する前には模型はソリッドモデルが主流であった(初期の日本産のプラモデルは、プラスティックソリッドモデルと呼ばれるものもあった)。しかし第2次大戦中に敵機識別模型としてプラモデルが開発・販売された。大戦後は、プラモデル主流となりソリッドモデルという呼び方は、あえて区別するために使われることになった。現在でも全国に約数百人の愛好家がおり、ソリッドモデルクラブの作品展などが開かれている。 近年、フィギュアブームによりさまざまなフィギュアが商品化されている。これらの模型は中身が詰まっており、合成樹脂等の注型により生産されているがこれらはソリッドモデルとは呼んでいない。ソリッドモデルは、現在、オールアルミ化モデルやバキュームフォームモデルやモザイクモデルといった物へと進化しようとしている。
[編集] 製作に関して
[編集] キット
かつてソリッドモデルにはキットとして販売されているものもあったが、その中身は簡単な設計図(三面図)と大まかに切り揃えられた木材のみということが多かった。模型の総重量が重くなるため主脚がホワイトメタル・真鍮などの金属製、キャノピーが透明樹脂で付属するものもあった。
[編集] フルスクラッチ
多くは図面から型紙を作って木材を切り出し、削りだし表面を紙ヤスリで磨き、下塗り、上塗りという工程で制作する。アウトラインが実機に似るかどうかは完全に製作者の力量のみにかかっている。非常に高い工作技術と資料の読み取り能力が必要とされる。
[編集] 制作工程
フルスクラッチの制作過程は、概ね下記のようである。
[編集] 素材に関して
切削性の良さから木を素材とすることが多い。1930年代の海外のキットは、Spruce製である。日本ではこのSpruceに近い材料として、おもに朴の木を材料としている。朴は柄杓の材料にも使われる耐水性・耐久性に優れた素材であるためヤスリがけ・塗装に向いていること、微細部品も削りだせることなどから用いられている。ただし木材なので吸湿して反ったりゆがんだりするのを防ぐにはそれなりの加工をしなければならない。
[編集] 商用模型
デスクトップモデルやミュージアムモデルの名称で販売されている。
